中学受験 接続語 基本の知識
接続語は、文章のつながりを正しく読み取るための目印です。自分の思い込みを入れずに読むには、それぞれの接続語の役割をしっかり知っておくことが大切です。このページを使って、正しい線引きと文章の関係の仕組みの理解に役立ててください。
(原因)
(結果)
GARDEN 読解メソッド
順接の接続語のあとには、筆者の「結論」が書かれることが多いため、文章のまとめを捉えるヒントになります。「原因→結果」の順番であることを意識して読みましょう。
1 理由から当然の結果を導く
言葉をタップすると例文が変わります
【日常】 ずっと欲しかったレアカードをついに手に入れた。だから、今日は一日中気分がいい。
【入試/説明文】 森林が減少し、動物たちの住む場所がなくなっている。したがって、生態系のバランスが大きく崩れてきているのだ。
2 前の行動や出来事のすぐあとに、次のことが起きる
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【日常】 新しいフォーメーションを試合で試してみた。すると、チームの守備の動きが目に見えて良くなった。
【入試/物語文】 そっと教室のドアを開けた。そうすると、クラスのみんなが一斉にこちらを振り向いた。
3 前のことを受けとめて、次にどうするかを決める
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【日常】 明日は楽しみにしていたテーマパークへ遊びに行く日だ。そこで、お気に入りの洋服を準備しておくことにした。
【入試/物語文】 クラスの意見が二つに分かれて、なかなかまとまらない。それでは、もう一度最初から話し合ってみよう。
(予想)
(反対)
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逆接の言葉のあとには、筆者の「本当に言いたいこと(主張)」が書かれていることが多いです。必ず印をつけて、そのあとの文に線を引くことで、文章のつながりがはっきりします。
1 反対のことが続く(一般的な逆接)
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【日常】 このカードゲームはルールがとても簡単だ。しかし、勝つためには複雑な戦略を考える必要がある。
【入試/説明文】 便利なスマートフォンの普及によって、私たちの生活は確かに豊かになった。だが、その一方で失ってしまった大切な時間もあるのではないか。
2 予想と全く異なることが起きる(意外性)
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【日常】 今日は絶対にお気に入りのスニーカーを履いて出かけようと決めていた。ところが、玄関を見ると兄が先に履いて出かけてしまっていた。
【入試/物語文】 花瓶を割ってしまい、絶対に怒られると覚悟して先生の前に立った。それなのに、先生は怒るどころか優しく頭をなでてくれた。
3 前のことをいったん認めたうえで、違う意見を言う
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【日常】 毎日の素振りはたしかに退屈だ。かといって、基礎練習をおろそかにすれば試合で打つことはできない。
【入試/説明文】 相手の気持ちをすべて完全に理解するのは不可能だ。とはいうものの、少しでも理解しようと歩み寄る姿勢は忘れてはいけない。
(追加)
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理由や具体例をいくつか挙げるときによく使われます。「一つ目に〜。また、〜。」のように話を整理する役割があるので、番号を振って読むと要素の書き漏らしを防げます。
1 同じようなことを並べる
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【日常】 新しく買ったバットはとても軽くて振りやすい。あわせて、グリップの滑りにくさも素晴らしい。
【入試/説明文】 この地域の伝統的なお祭りは、地域の人々のつながりを深める役割がある。および、観光客を集める大切な行事にもなっている。
2 あとから情報を付け足す
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【日常】 このアウターはデザインがとてもおしゃれだ。さらに、とても暖かくて真冬の外出でも快適に過ごせる。
【入試/説明文】 プラスチックごみは海の環境を汚している。また、そこに住む生き物たちの命も脅かしている。
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対比は、説明的文章でとてもよく使われる組み立てです。対比の接続語を見つけたら、何と何が比べられているのかを正確に捉え、それぞれ違う記号で区別することが読解の基本です。
1 二つのものを比べる
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【日常】 兄は攻撃力の高いカードで一気に勝負を決めるのが好きだ。一方、弟は防御を固めて相手のミスを誘う戦い方を得意としている。
【入試/説明文】 昔の人は手紙を書くことで時間をかけて思いを伝えた。これに対して、現代の私たちはメールで瞬時に情報をやり取りしている。
2 どちらかを選ばせる
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【日常】 休日は友達と外で野球をして遊ぶべきか。それとも、家で新しく買ったゲームのレベル上げをするべきか。
【入試/随筆文】 失敗を恐れて何もせずにいるべきか。あるいは、傷つくことを覚悟で一歩を踏み出すべきか。
(まとめ・例)
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「つまり」「すなわち」のあとには、文章全体の「まとめ(結論)」が来ることが多いため、とても重要です。一方、「たとえば」のあとは具体例なので、文章のまとめを捉えるときは「たとえば」の前の文を重視します。
1 別の言葉で言い換える・まとめる
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【日常】 このブランドの服は着心地が良く、どんなアイテムとも合わせやすい。つまり、毎日着るのにとても適しているのだ。
【入試/説明文】 グローバル化が進み、世界中の人々が簡単につながるようになった。すなわち、国境という壁が低くなってきたということだ。
2 具体的な例を挙げる
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【日常】 強いデッキを作るには、カード同士の相性を考えることが大切だ。たとえば、相手の動きを止めるカードと、一気に攻撃するカードを組み合わせるなどである。
【入試/説明文】 人は誰でも言葉以外の方法で相手に気持ちを伝えている。具体的には、顔の表情や声のトーン、身振り手振りなどである。
(結果)
(原因)
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理由を表す接続語に続く文の最後は、原則として「〜からだ」「〜ためだ」で終わります。記述問題で理由を答えるときにもこの決まりを必ず守るようにしましょう。
1 あとから理由を説明する
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【日常】 今日はいつもより早起きをして、入念に髪型をセットした。というのも、ずっと憧れていた洋服を初めて着て出かける日だからだ。
【入試/説明文】 現代の子供たちは、昔に比べて外で遊ぶ時間が減っている。なぜかというと、自由に遊べる空き地や公園が少なくなったためだ。
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話題が変わる場所を示すため、文章のまとまりの区切りを見つけるための目印になります。ここに印をつけることで、文章全体がどのような組み立てで書かれているかを捉えやすくなります。
1 話題を新しく変える
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【日常】 カードの交換についてはこれで終わりにしよう。さて、そろそろ今日の対戦を始めないか。
【入試/説明文】 ここまで、日本の農業の歴史について詳しく見てきた。話は変わって、これからの食料問題について考えてみよう。
(基本の決まり)
(当てはまらないもの)
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問題の条件や、本文の当てはまらないものを示すときによく使われます。本文の基本の決まりに対する「例外」になるため、正しい選択肢を選ぶ問題において、正解を分けるポイントになることが非常に多い部分です。
1 当てはまらないものや条件を付け加える
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【日常】 チームの練習は誰でも見学することができます。ただし、グラウンドの中に入ることはできません。
【入試/説明文】 この法律により、多くの人々の生活は守られるようになった。ただ、一部の地域ではまだ支援が行き届いていない。
2 おまけの情報を付け足す
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【日常】 彼女はいつも違うデザインの帽子をかぶっている。ちなみに、全部で三十種類以上持っているそうだ。
【入試/随筆文】 私は毎朝、決まった時間に起きて散歩に出かける。なお、雨の日だけは家の中で読書をして過ごすことにしている。
接続語 確認テスト
文章の関係を正しく判断し、論理的なつながりを見つける練習です。
全8問中、6問以上正解で合格です。一つずつ答え合わせをしながら進めてください。
手元で確認できる一覧表を印刷できます。
※ブラウザの印刷画面が開きます。用紙サイズを「A4」、余白を「なし」に設定してください。